お知らせがあります: 私たちは Status Board の開発終了を決定しました。
Status Board は私たちの欲しいものでした。社内のさまざまな統計情報を美しく表示する、オフィス映えする Web ベースのシステムがスタートでした。そのあと各機能を満載した iOS アプリに仕立て上げました。クールなダッシュボードを簡単に作成できるアプリで、大画面ディスプレイに出力することもでき、カスタマイズ可能なクールなモジュールもたくさん搭載されていました。初回起動時の体験は今だに素晴らしいものと考えています。
世界中のご家庭や組織、オフィスに設置されてきた Status Board ですが、残念ながらこれ以上の発展を維持するほどの売り上げに達しませんでした。
Status Board が成功を成し得なかった要因について、いくつか考えてみます。
まず、私たちはコンシューマとプロユーザの間のスイートスポットを見つけたいと考えていましたが、Status Board の市場のほとんどがプロユーザであることが判明しました。そしてこれは iOS アプリ市場の潜在的なリミット — ここ何年かに私たちが学んだことで、現在のところ “プロ” と “iOS” の間に重なりは存在しません。次に、プロユーザはより多くのデータソースや新しいサービスとの統合を望んでいます。これは限られた予算では提供し難いものです。最後に、プロや企業導入においてはそもそもが間違っていました。Status Board の導入予算: “$10 のアプリと、そのための $3,000 のディスプレイ“。ううむ、それなら LCD ディスプレイに出力する代わりにもっと他の…と。
Status Board をストアから引き上げます。
しかし!すでにインストールされご利用いただいている Status Board はそのままご利用いただけ、当分の間は正しく動作するよう設計されています。現時点で分かっていること: 2017年6月、Dropbox は API の変更を予告しており、それにより関連機能が利用できなくなります。また、2017年後半に天気パネルで使用しているサービスが有料となることが予告されており、関連機能が利用できなくなると予想されます。
いくつかの重要な問題を修正した最後のアップデートを審査に提出しました。もし現在 Status Board をお使いでしたら、審査が完了し公開され、ストアから削除されるまでの数週間の間にぜひアップデートください。
もし本日から 30 日以内に Status Board の拡張パックをお求めのユーザ様がいらっしゃいましたらお問い合わせください — お手数ですがその際、レシートメール等購入の証明となる画面のスクリーンショットと共にお送りいただけると助かります。Apple はアプリ内課金について払い戻しを受け付けないかも知れませんが、何か方法を考えご対応致します。
Status Board をご利用いただいたユーザ様、フィードバックをいただいた皆様、サポートいただいた皆様、そして本製品のために働いたチーム全員に感謝します。ありがとうございました。