Transmit iOSの今後について簡潔にお知らせすると：

• Transmit iOSの販売を終了します
• 収益は、開発をカバーするのに十分なものではありませんでした
• 今回の決定はTransmit 5 for Macに影響しません。おかげさまで大変好評です
• 今回の決定はCoda iOSおよびPrompt iOSにも影響しません。どちらも好調です
• いつか、再リリースしたいです

なぜ？

iOSのためのTransmitというコンセプトは私たちのラインナップとしてとても自然に思えましたが、厳しく機能が制限されるiOSの世界ではそれほど意味を成さないと考えていました − iOS 8で”共有シート”機能が追加されるとAppleからアナウンスがあるまでは。Transmit iOSを使用して必要なデータをアップロード/ダウンロードすることに加え、あなたのデバイスの中のお気に入りアプリで編集されたデータを簡単によく使うサーバにアップロードできることは便利（？）と考え2014年、リリースしました。

美しくエレガントで、非常にパワフルなこのアプリを作成しリリースしたことを、私たちはとても誇りに思っています。iOS上のファイルを様々な種類のサーバで管理するのに優れた方法を提供しました。

Transmit iOSを必要とし、愛してくれる多くの方々がいらっしゃいました…

…しかし、悲しいことにこれらの素敵な人たちがもっと必要でした。ユースケースが分かりにく過ぎる？人々はiOSデバイスでファイル管理をそれほど必要としていない？恐らく。

暗い現実: Transmit iOSの売り上げは昨年度3万5千ドルで、2017年の私たちのアプリ収益全体に占める割合は非常に極々わずかです。仮に開発期間が半分であったとしても十分な収益とは到底言えません。Transmit 5で新たに複数のプロトコルをサポートしました。この機能を盛り込みたいですが、収益の見込みが立たないのでこれも行えませんでした。また有償アップグレードはiOSユニバースにおいて常に大きな議論と不快感を引き起こし、有償アップグレードを伴う”Transmit 2 for iOS”の提供は現実的では無いと判断しました。最後に、iOS 11で追加されたファイルAppはTransmit iOSが提供する多くのファイル管理機能と重複し、その機能性はより自然なものに感じます。これらのすべてが良くない状況に繋がりました。

個人的には: iOS市場がより成熟し、より多くのプロユーザが日々のルーチンワークをiPadで行うようになる将来、Transmit iOSが必要とされるのでは無いかと楽観的に考えています。

それまでは、Coda iOS や Promptなどの他のアプリの開発にもっともっと注力することができます。

(そのCoda iOSですが、多くの接続プロトコルをサポートし、ファイル管理機能が搭載され、Panic Syncによる接続情報の同期が行えるなど、Transmit iOSの機能を網羅するアプリであることを忘れないでください。Webサイトを構築するといういうコンセプトに基づいている分、迅速なファイル転送では扱いにくさがあるかも知れませんが、代替の選択肢としてお勧めします。)

これからは？

1. まもなくTransmit iOSの販売を終了します。ご入手いただける最後のチャンスとなります — それがあなたにとって役立つと考えるなら、この機会にぜひ！進化の歩みは止まりますが、お役に立てる機会があると思います。
2. Transmit iOSがインストールされたデバイスでは、引き続きお使いいただけます。iOSのアップデートによるオブソリート扱いとなるまでは、お求めいただいたお客様は再インストールいただけます。
3. iPhone XをサポートするTransmit iOS 1.3.9 をリリースしました。Transmit iOSをお使いでしたら、ぜひ最新バージョンにアップデートください！
4. Transmit iOSを本日から60日以内にお求めで、利用されないお客様はご連絡ください — Appleによる払い戻しをお約束するものではありませんが、弊社で行える補填をさせていただきます。

Thank You

Transmit iOSをお求めいただき、お使いいただき、ご活用いただいているすべてのお客様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。