ある日、私は Panic 日本オフィスの 3D アイコンマスターことケンイチからのメールを受信しました。
“HDRI マッピングと + システムライトソースを使った新しいライティング、がんばってます。このシステム、良いんだけどアイコンではうまくいかない時があって厄介で、もう少し勉強が必要そうです。”
彼は3枚の画像を送ってきました。見たことの無いであろう角度からの Transmit トラックをお楽しみください!
ある日、私は Panic 日本オフィスの 3D アイコンマスターことケンイチからのメールを受信しました。
“HDRI マッピングと + システムライトソースを使った新しいライティング、がんばってます。このシステム、良いんだけどアイコンではうまくいかない時があって厄介で、もう少し勉強が必要そうです。”
彼は3枚の画像を送ってきました。見たことの無いであろう角度からの Transmit トラックをお楽しみください!
まず、CandyBar がアップデートして OS X 10.8 に対応しました!これにより OS X 10.8 のシステムアイコンがカスタマイズ可能になりました。起動時に表示される “Update” ボタンをクリックし、アイコンデータを最新にしてください。
ですが、Mountain Lion において、Apple は Dock のレンダリング方法を変更しました。それにより Dock のカスタマイズが行えなくなりました。(インジケータ・ランプだけはできます!)さらに、署名済みの Mac App Store で配布されているアプリケーションの内部アイコンも変更できなくなりました。
CandyBar はファイルやディスクアイコンをシンプルな操作でカスタマイズできるソフトウエアですが、それらが実現できない “グレイ” な領域が現れてきました。その領域は今後拡大し、すべてのシステムアイコンのカスタマイズが行えなくなる日が近い(もうすぐ?)かも知れません。さてどうしましょう?
システムアイコンのカスタマイズユーティリティに関して長期的な将来に確信が持てず、十分な機能が提供されないソフトウエアに課金するのも心苦しいです。また機能を単に削除して販売を続けるのも何だかしっくりきません。なので、現在の最新の CandyBar を無償配布しますがサポートは提供されません。
とはいえ、しばらくの間は CandyBar ファンの皆様のためにもマイナーなアップデートは行う予定です。ですが大きな機能追加やユーザサポートなどは行われません。
最新のアプリケーションは以下よりダウンロードいただけます:
シリアル番号は以下をお使いください:
繰り返しになりますが、ユーザサポートは提供されません。しかし私たちの愛する CandyBar はまだまだ Super Cool です。楽しんでいただければ幸いです。
(もし最近 CandyBar を購入された方は返金させていただきますので、Iconfactory までメールでお知らせください。)
CandyBar のカスタマイズ以外の機能はもちろんまだまだ利用可能です: アイコンオーガナイザーやアイコンブラウザー、Quick Drop 機能などはとても便利です。今後は私たちの友人で CandyBar の共同開発者である The Iconfactory へその手綱が託されます。 彼らは既に CandyBar の未来についていくつかのアイディアがあるそうで、そう遠くない未来にアナウンスがあるかも知れません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
TL;DR: CandyBar が 10.8 に対応しましたがシステムアイコンの変更が行えません。なので未サポートを条件に無償配布されることになりました。新しいアナウンスが The Iconfactory からあるでしょう。
えっと、パニックのブログが遂に日本語でも読めるようになりました!それで、何を書こうかずっと迷ってたんだけど、ケーブルみたいに喋るのが上手じゃないからアイコンを作って公開することにしました。今日公開するのは、割付柄のディスクアイコンです。
多分半年くらい前、図書館で偶然手に取った「小紋文様」の本が面白かったので、日本の伝統的な文様を使って何かアイコンを作ろうと思いました。
コレクションには Retina ディスプレイに対応した20個のアイコンが入っています。このアイコンが切っ掛けで、少しでも僕たちの文化に興味を持ってもらえると嬉しいです。んでは!:)
もしあなたが新もの好きでカッティングエッジな Coda ユーザなら、ぜひベータプログラムにご参加ください。いくつかのクラッシュの原因を修正しプレビューとパフォーマンスが改良されています。
Coda 2.0.5b1 (51MB)
UPDATE 11/5: 終了しました。ご協力ありがとうございました!
もし不具合を見つけられた場合は、私たちのバグトラッカーである Hive にログインしてレポートをお願いします!(開発担当が直接閲覧しますので、すべて英語でご入力ください。)
現在、私たちは未来のプロジェクトのために様々な iOS デバイスからのビデオ出力について検証しています。そんな中、あるミステリーに遭遇しました。それについて紐解いて行きましょう。(効果音!)
ある画像を Lightning – Digital AVアダプタ経由で “ビデオミラーリング” すると、以下の様に最適化された最大解像度は 1600 × 900 だとシステムに表示されました:
“ちょっ、それ 1080p じゃない!” と思うかも知れません。
同じことを以前の Apple 30ピン Digital AVアダプタで行うと、1920 x 1080 まで利用可能だと表示されました:
Apple の iPad mini 技術仕様には “最大 1080p” でのビデオ出力サポートと記述されています。ウソは書かれていないハズなので、もしかするとアダプタが 1600 × 900 解像度の画像を 1080p にアップスケールしているという意味なのでしょうか?
デバイスをテレビに接続するとき、私たちは画面を鏡に映したかのようなクリーンでキレのある映像を期待します。
しかし、Lightning – Digital AVアダプタの場合はそうなりません:
文字際にブロックノイズが現れているのが確認できます。(私たちは Apple 30ピン Digital AVアダプタでも検証しましたが、こうした現象は起こりませんでした。)
非常識です。これは単なる AVアダプタです!なのに何故、限定された解像度や表示のタイムラグ、MPEG アーティファクトなどの現象が起こるのでしょうか。と、ここであることが思い出されます。iOS デバイスから Apple TV へビデオ出力したときの体験と同じであると…
有益なツイートや少々の議論の末、私たちは以下の仮説を立てました:
Lightning – Digital AVアダプタは、最小構成の AirPlay レシーバ?
iOS デバイスを接続すると何らかの方法で AirPlay 接続をセットアップし、デバイスからの出力をそのまま HDMI 出力せず、むしろ 1080p にアップスケールして AirPlay しているに違いありません。
“でも、ちょっと待って!” と思われるでしょう。”それって AirPlay ストリーミングとデコードを行う為の電子部品があの小さいコネクタ内に詰め込まれてるってこと?”
信じられないですよね。ではここで、糸ノコの登場です。
左側に信じられないほどの超精密なコンポーネントがあります。今までに見たことのない精密さです。取り付けられている抵抗器は何の為のものでしょう?
反対側も見てみましょう:
目を疑ったかも知れませんが — 小さなチップには ARMとあります。さらに RAM をあらわす部品番号 H9TKNNN2GD の記述も見えます。
つまり: Lightning – Digital AVアダプタには、SoC CPU が搭載されているように見えます。
従って、AirPlay(か、AirPlay の様な MPEG ストリーミング)を行っていると考えるのは理にかなっていると言えるでしょう。
このアダプタには我々の想像以上のものが詰まっていました。そして私たちは Lightning – Digital AVアダプタは AirPlay(か、AirPlay の様な MPEG ストリーミング)を使用して出力していると結論付けます。
しかし疑問もたくさんあります。例えば OS どうやって起動するのか? @jmreid 曰く アダプタには個々に “mini iOS” (!) がインストールされていて、コネクタへの接続毎に起動しており、それによりビデオ出力されるまでに数秒の遅延が生じる、とツイートしました。なぜ?あまりにクレイジーですが恐らく、Lightning コネクタのピンの数が足らずに RAW の HDMI を取り扱えなかったのではないかと算段しています。従来のビデオ出力に対応させる為にゼロからまったく新しい考え方で作られたのでしょう。もしくは、シンプルに低コストでより多くの機能を iPad で提供したいと考えたのかも知れません。
アダプタを経由することで劣化した 1080p では無い出力が行われます。これは悪いニュースかもしれません。私たちは RAW での HDMI 出力を熱望します。
一方で、アダプタが $50 もするなんて高すぎる、と言われますがこれは小さなコンピュータです!これは良いニュースかも知れません。
[原文]